採用がうまくいかない会社の特徴5選|共通する構造と改善の順番

採用に苦戦する会社の特徴5選

採用がうまくいかない会社には、業種を問わず共通する特徴があります。そしてその多くは、求人媒体や景気のせいではなく、採用の「設計」の問題です。

この記事では、採用に苦戦する会社に共通する5つの特徴と、どの順番で改善すべきかを解説します。自社に当てはまるものがないか、チェックしながらお読みください。

採用がうまくいかない会社の特徴5選

採用がうまくいかない会社の特徴5選

特徴① 来てほしい人物像が決まっていない

「良い人がいれば採りたい」という状態です。人物像が曖昧だと、求人票も面接も誰にも刺さらないものになり、応募が来ても見極められません。社内の人によって求める人物像がバラバラなのも、このパターンの典型です。

特徴② 求人票が仕事内容と条件の羅列になっている

「他社ではなく自社で働く理由」が書かれていない求人票は、条件だけで比較され、条件の良い会社に負けます。詳しくは応募は来るのに欲しい人材が来ない原因で解説しています。

特徴③ 施策を単発で打っては変えている

媒体を変える、採用サイトを作る、紹介会社を増やす——を場当たり的に繰り返すパターンです。設計を変えずに手段だけ変えても、同じ結果が繰り返されます。採用媒体に掲載しても応募が来ない理由と同じ構造です。

特徴④ 応募後の対応が遅い・選考体験が悪い

応募への返信が2〜3日後、面接日程の調整に1週間——この間に候補者は他社に決まります。また、面接が「見極めるだけの場」になっていて、会社の魅力を伝える設計がないのもこのパターンです。

特徴⑤ 採用を担当者任せにしている

採用は「誰と働くか」という経営判断そのものです。現場や人事に丸投げで経営者が関与しない会社は、人物像の決定も、働く理由の言語化も、選考のスピードも、すべてが中途半端になります。

改善の順番

5つの特徴は独立した問題ではなく、根っこは同じです。改善は次の順番で進めます。

  1. 採用ターゲットを決める(特徴①の解消)
  2. 働く理由を言語化し、求人票・採用ページに反映する(特徴②)
  3. 接点(媒体)を設計して選ぶ(特徴③)
  4. 応募対応のスピードと面接体験を整える(特徴④)

そして全体を経営者が自分ごととして持つこと(特徴⑤)が前提です。各ステップの詳細は採用を強化するには何から始める?中小企業のための正しい優先順位で解説しています。

よくある質問

複数当てはまる場合、どこから直すべきですか?

必ず①(ターゲット)からです。上流の設計が決まると、②以降の改善はすべて速く・正確になります。逆に下流から直すと手戻りが発生します。

小さな会社でも大手と採用で戦えますか?

条件では戦えなくても、「働く理由」では戦えます。裁量・成長・距離の近さなど、中小企業にしかない価値を言語化して届けることが、規模で勝負しない採用の基本です。

プロリバの考え方

採用がうまくいかない原因は、ほとんどの場合「誰に・何を・どう伝えるか」の設計不足に行き着きます。特徴を個別に対処するのではなく、設計から立て直すことが、遠回りに見えて最短の改善です。

ご相談をご検討の方へ

もし現在、

  • 今回の5つの特徴に、2つ以上心当たりがある
  • 求人を出しても応募が来ない、来ても採用に至らない
  • 採用の何から手をつけるべきか整理できていない

という状況であれば、施策の前に、採用ターゲットと働く理由の設計から一緒に整理することをおすすめします。

プロリバでは、採用ターゲット設計から求人設計、採用サイト・応募導線・面接設計まで含めて、成果につながる採用の仕組みづくりを支援しています。

まずはお気軽にご相談ください。

中塚 祐太郎

この記事の執筆・監修:中塚 祐太郎(合同会社Progress Liberty 代表)

東京理科大学卒。数学講師・教室運営を経て、株式会社葵(Z会グループ)執行役員COO、合同会社DMM.com COO室で新規事業開発・M&Aを担当。2021年に合同会社Progress Libertyを設立し、中小企業の事業設計・集客・採用を「誰に・何を・どう伝えるか」の設計から一貫支援。大手メディアのEC事業立ち上げ支援、スタートアップのイグジット支援などの実績。会社概要

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